色の違いを表すものとして、色相・彩度・明度がありますが
”赤” “青” “黄” といったその色の持つ色味を “色相”
色の鮮やかさの度合いを “彩度” と呼び、鮮やかな色ほど彩度が高く、くすんで鈍い色ほど彩度が低いということになります。
明るさ・暗さの度合いを “明度” と呼びます。明度が最も高いの色は“白”で、最も低い色が“黒”になります。
パット見の色感はこれで表現できるのですが、それではシルバーやブロンズ、ゴールドなどはどうでしょう?
言うまでもないですが、アルミ粉っていうんですか?入っていてそこに光の乱反射を利用してキラメキを生んで表現しているわけです。
アルミ粉の粒の大きさが違うと?
もちろん大きいとメタルギラギラなシルバーになります。
塗料の歴史は正確にはわかりませんが、小さいより大きいほうが生成しやすいでしょうから昔のシルバー塗料はこのタイプが多かったはずです。
さらにメタル粒子の大きめのシルバーは乱反射が功を奏して傷や汚れが目立ちにくいという利点もあります。
ですから、施工上も傷が消えやすく簡単ということになります。
粒子が大きいと言っても最近はこのくらいが限度でしょうか。
もう少し小さいタイプでこのくらい。
先日直したホイールですが、白黒の粒感は見えません。
さらに
ホイールで言うハイパーシルバーというタイプですが、メッキ調塗料というとおり、金属質を表現したくて限界まで小さくした粒子。鏡面にはなりませんが素人さんならシルバーって言えない表情です。
塗料の世界もどんどん進化してまして、メッキ完全再現の塗料もすでにあります。
実験してみたいなーってやつが一つあるのですが、それはその時が来たらご紹介しますが、メタル粒子ではなく本当の銀(Ag)を吹き付けて重ね合わせて鏡面再現をしているようで写真を見る限り素晴らしかったです。
まあ、ホイールなど使用するブツでの問題は耐久度なんですよね。
剥がれなどもそうですし、紫外線変色も実験しないとね。
ということで、現在他人(ネットなど)の報告待ちでっす!