正月早々ヒドい漫画を読んだ話

ヒドい漫画 なにわ金融道です。全19巻 (青木雄二)

以前よりとある層から ”イイよ” と評判でね、いつか読むかって思っていたんですが、Amazon Unlimitedで読み放題だったもんで、一気読みしました。

で、何がヒドいかというと描写と、ネーミングがヒドいんですよ。

画風は画の通り(ちょっと蛭子さん風?)汚め。

それよりネーミングですよ。ココで例えも出したくない。エロいっていうか。ゲスいっていうか。

想定読者を考えて記憶に残りやすいふうにしたんでしょうか? ああ入力も変換するのも嫌なんで書きません。

しかし内容は良いんです。たしかに

いやね。人によるんですよ。

金融道ですから、ざっくり内容は金貸し屋のネタなんですね。

ですから、例えばあなたが

<抵当権> が判れば読み進めれる。住宅ローンしたことがある人なら判るはず。

<根抵当権> がざっくり分ければちょっと面白い。

で、抵当権が判らない大人は。。。むしろ読まなきゃダメ。理解しながら読むのは多分辛いけど。

って感じ。ん〜わかるかな。

金貸しが、いろんな債権を設定していかにお金をむしる取るかって事が書かれているわけです

ただし1991年からの作品なので、変わっている法律もあります。

ビジネスモデルをつくるマインドが育まれます

大げさです。紛らわしい。笑

でも、一度失敗して夜逃げした登場人物が、あくまで合法で這い上がろうとする描写はちょっと熱い(でもやっぱり描写は汚い)

目に見える中で、何をどう組み合わせると儲けることが出来るのか?なにか間違いないのか?がーーと考える。すげえ考える。

グズグズ言ってないで、死ぬ気で頑張ろうとちょっと思います 笑

人を信じるべきか信じないべきか

人に騙されて債権回ってくる回ばっかりです。そんな騙される物語は読んでると気持ち悪くなるんですよね。

うん。人とお金貸し借りダメですね。

連帯保証人とかもダメだ。こいつになら殺されてもしょうがないって人ならまあ。います?そんな人。

関係ないですけど、僕は性善説 < 性悪説 マインドなんですよね。

でもまれにめちゃくちゃ ”いい人” と出会います。そんなときは ”一緒に仕事したい。仕えたい” とか思っちゃいます。

ということで、すげえゲスい、でもためになる漫画でした。

だめな人はホント気分悪くなるので気をつけてください。

まともな本も読みました 笑

凡人のための地域再生入門 (木下斉)

いま一番強気な(笑)地域再生アドバイザー

物語仕立てなので楽しく読み進めます。

衰退する地元、初めは何も知らない主人公、形通りの仕事しかしないお役所、チェックの甘い補助金事業などよくある駄目な感じの流れを、そんなもんに頼らず結局自己資金で自分の熱い想いで仕掛けなきゃ成功するわけないと仕掛けていく若者達。

色んな人が書評出していますが、”ウチはココ当てはまらないから” とか言ってないで目を背けないで読んでほしいなと思います。

全てが噛みあってやっと上昇気流に乗る。そのくらい厳しいでしょ。 

 

ニッポン2021ー2050 (落合陽一、猪瀬直樹)

ご存知落合さんと、あと僕猪瀬さんもめっちゃ好きなんですよね。

猪瀬さんの <作家はストーリーを描ける能力がある。それは問題解決のストーリー、自治体の未来を描くストーリー、全てにおいて他の人が持っていない能力なんだ。それは石原慎太郎も同じ>みたいな話(めちゃくちゃ僕解釈)が納得で、そういう風に一般人を納得させられる政治家はつくづく必要と思うんですね。

で、この本の内容は。。。省略します。対談形式でわかりやすかったし面白かったですよ。

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