ちょっと小さめのユニットバス。最新の魔法瓶モデルとかでもなくて、ほんと昔ながらの一発整形なやつ。
なんでも長期に使っていれば劣化はするものでして、今回ももう少し延命させたいとの方針。
本来、お風呂はお風呂なりの補修があるはずで、水圧やら水に長時間触れる条件だとか、正直保証出来るものではないです。しかし、それでは全くだめかというと
例えば、クリア塗料は自動車塗装で使われているものなのですが、自動車ボディーが水に濡れて染み込むか?剥がれるか?というと、そういう問題ではないですよね。あくまでも下処理や、プライマーなど密着など施工計画を考えるということが重要だと思うんです。
それでも考えてもエラーが出る場合はあります。僕はその点もお伝えして、不良クレームがあれば検証することが重要で、ビビってすべてお断りしていると全く技術も上がりません。経験もできません。
ということで、方針としては基本的には施工したい。しかし想定外の不良が出る場合もある。ことを条件で、交換より安く短期間にせよ延命出来て、お互いWinWinになれば良いよね。てな事です。
さて、実際の施工ですが、メインはFRPでパッチ。ほんとはガラス繊維のシート貼れれば盤石なのですが、もっこり良くないし、そこは諦めて液だけで。壁面液垂れするのでビニールを貼る。
FRP24時間硬化なので養生して1日目終了
シャワー入れます!
2日目。メイン作業。狭い!
余計なFRPを切削。足りないところはパテ追加。
塗る。ぶっちゃけ照度は良くないので、あまり色があっていなくても解らない。
そもそも照度環境が良くないので色も作りにくい。。。
クリア。実は自動車用じゃない。めちゃくちゃ硬い。扱いにくい。コレで広範囲塗る。
割れに対しては、FRPと2重防御。
完成写真。最後に研磨してツルツルにします。