劣化ドアの再塗装

現在の内装ドアはシート巻き(母材にビニール等の柄がプリントされた)なので、これほど劣化変色することはないですが、昔ながらのドアは質感や重厚感もよく気に入っている方も多いのではないでしょうか?

今回はそんなドアですが、表面が劣化して白くなりどうにかならないか?というご相談

溶剤でこすっても変化はなく、これは上から塗装したほうが良いのでは?ということで方針決定です

白いところをそれっぽい茶色で塗れば良い、ということではなく、何色か(今回は3色)塗り重ねるのですが

色の奥ゆきを考えて塗るのが良かろうと思い、まずは下色として内部の木材っぽい色で塗ります。

これは理由としてもともとこのドアは木材の組み立てがあって、その後濃い茶色(仕上がり色)で塗られたのが完成色

ということは、下色としては木材色が適当で白は良くないよね、というのが理由です。

(厳密に写真の色でなきゃだめということはなくて色系統を白→茶にしたいというイメージ)

下色を塗りましたら、明度(明るい暗い)彩度(鮮やかさ)をなるべく近づけるのですが、当然に下塗り色を塗りつぶしてはいけません。

下色30%その上70%みたいなイメージで足し算すると完成になるような感じ

この後さらにクリアで艶や深みを出すよう、うまい具合に(秘密!)塗るとこんな感じに完成します。

まだまだ十年戦える!!

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