なるべく精度良くきれいにするには、均等にまたはぼかして塗装したいところですが、ちょっとでも安く=品質が低下しても なんとかならないのと言われれば、僕はいろいろな方法を提示する方針です。
一番大事なのは、お客さまの利益のために ですからね。
クライアントが満足すれば良い訳です。
で、今回そんな相談があり、それでは塗らずに汚れを溶かして(表面の汚れの層を溶かして、内部の新品の層が出ればきれいに見えるんじゃない?)っていう作戦を実行することに。
ただし、これ全部が全部通用するわけではなく、溶かしてきれいな層が出るかはものによりますし、同じパネルにしても場所によって変わったりするので、やってみても最後まで気が抜けないのです。
汚れ表面。白っぽいところはおそらくひどい汚れがあって、擦って汚れは落ちたが新品の白さが出てこりゃまずいなっとなった と予想。
さて、それでは実行。
半分やってみた。比較写真。どうでしょう?
きれいになるじゃんって思うでしょ。
アップ写真にするとこんな感じ。
ムラっぽかったり、じつはボコボコの内部は黒ずみが残ってたり。
確認してもらったところ、OKだ!ということなので全体施工。
お客さまが満足ならそれが一番なのです。単体の施工価格は下がりますが、施工時間も短縮していますので、決して値引きをしているわけでは無いのです。