ホイールを直そうとして回収後やることはこんな感じ
①まずは洗浄
表から裏からナットホールからタイヤのゴム部分。まあもちろん全部ですよ。
最終的にカラーが載らなくてもクリアーが塗られる部分であれば汚れの上に塗るのは問題ですからブレーキダストなどのゴミは極力除去します。洗ったら乾燥です。塗装に水分は厳禁ですからね。僕は前日の仕事終わりに洗浄して一晩放置してたりします。
②マスキング・養生
塗りたくない所は保護します。意外と時間が掛かる仕事。たまに町中で自分でタイヤまではみ出してホイール塗ってある車を見かけますが、おおスゲーってね 笑
③パテ埋め・整形
このブログでは何度も書いていますが、傷がわからなくなるポイントは塗装(色)と整形です。
どんなに色が合っても整形が悪いと影が出来たり反射の違和感でバレるんです。
④塗装。今日のネタはココから
特に整形手間は直したい範囲の大きさに比例するわけです。
特にホイールリペアは品質をとても高くしないと仕上がりにも響きますので、ほぼ全作業が手作業です。
ですが、塗装作業は意外とそんなことはなく塗るという作業は時間としてはとても短いんですね。
で、塗っている時間は短いのですが準備や片づけ(清掃)時間は掛かるんですよ。
準備清掃時間は塗る面積関係ないですからねえ
写真で解説
大きい範囲の場合
半分くらい直していると。。。
整形してサフ塗りまで
下塗り
上塗り、クリア
小さい範囲の場合
この5センチくらいだと。。。
パテ埋め整形まで
サフ・下塗り・上塗り・クリア
えっと、すみません写真わかりずらかったかも 笑
ガンの吹付け塗装は2,3回乾燥させながら重ね塗りしたとしても数分で終わるんです。
面積が3倍だと連続してできますから、例えば5分がせいぜい10分
それに対してガン1丁の洗浄などは同じく5分位はかかりますから、塗装面積はあまり関係ないなあと言うのが今日の言いたい話です。
ですからね、「面積小さいからちょちょっと塗っといて」って言われてもそんな簡単じゃないんだよなあ。意外と面倒なんだよねって事でして。
ん。こっちだったか?言いたいこと 笑
と、いうことですが今週は珍しくディーラーさまからの初ご依頼がありまして、数年前に飛び込み営業はしていたりしていたのですが、おお!発注来たかって。 ええ、嬉しいことですよ。ほんと