アルミのキズ消し磨き仕上げやメンテの話

おもにアルミホイールでのことですがアルミなど金属のキズも研磨技術があればキレイに出来ます。

塗装せずに金属そのものを光らせる鏡面仕上げの場合

①キズを見えなくなるまで削っていく → ②消すことでついたペーパーキズを消す → ③②のペーパーキズをもう少し小さな傷に変える どんどん繰り返して目に見えなくなると光っているように見える

ざっくりいうとこんな原理で光ります

こんな感じです。研磨剤の粗さをどのくらいで止めるかによって ”もわっとひかり” から ”びかっとひかり”まで調節可能です。やる気の問題。極限までやると鏡のように映り込みのが鏡面仕上げ

 

 

こちらは2013年開業初期にテストでやったホイール

半々ビフォアアフターの見本

 

生の金属磨き仕上げを雨風に晒しておくとどうなるか?いわゆる暴露試験のような感じで店頭においているのですが

こんな感じでシミ汚れが付着します。

実際に装着走行していろんなダメージを受けるもう少し汚れがつくかもしれません

この程度なら仕上げ磨きのみでこのくらいまですぐ回復します。メンテ磨き程度です。

 

最近のリペア事例

アルミホイールの磨き仕上げは原則1周全体を削って違和感ないように同じ光り方を出すようにしているのですが

ほんのちょっとだけのキズ

そこだけ削ってなんとかならないの?って言う時

こんな感じになります

ほんと傷の深さによってそれぞれなんですが

この場合は角が潰れた感じで見えちゃいます。キズっぽさを消すのは簡単です。

角が潰れた感じに見えないようにするにはもっと広範囲にぼかし削りみたいな感じにすれば出来ます

この辺はやはり予算と求める仕上がりによるところです。

  

残りと合わせて4本ホイールコーティング

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