どんなお宅にもあります。
入隅は二つの壁が内向きに入りあってできる角の部分(凹になっている角)のこと。
出隅は二つの壁が外向きに出あってできる角の部分(凸になっている角)のこと。
切り合わせた建材の接地面なのでいわゆる動くとこの辺にすき間が出ます。
すき間の程度にもよりますが、あまりひどいと補修屋さんが直しています。
で、この入隅と出隅のすき間埋め
僕は使う材料を変えています。
何故かと言うと、入隅はあまり手が触れない。出隅はよく物が当たる。
わかりやすいと思います。なので入隅は柔らかくて施工性の良いものでOK、出隅は耐久性重視という使い分けです。
処理をした直後はどちらでもきれいに見えるのですが、その後不満がなるべく出ないよう考えた結果です。
その他、下駄箱の土台の部分やドア枠
一度埋めたのですが、もっと開く事はよくあります。
完全に動きが止まってから処理したほうがもちろん作業者としては良いのですが、毎日生活している方にとってはご不満ですから2度3度埋めることはよくあります。逆に言えば直したのにどうなってるの?と思わずに定期的にメンテンナンスするものだと思っていただければ良いと思います。
ちなみにコーキング処理もしています。僕一人でなんでも処理できちゃうのがウリなんですよ!