ちょっとお高い無垢家具
無垢材→100%木、中身まで本物から切り出し材のことです。
無垢材の良いところは削っても削っても木
当たり前のようですが削れば新品が出てくるということです。
もちろん少しずつ小さくなるわけですが一生使えるということ。
ってことで、傷がついたから削って新品にしちゃいましょうって事の話です。
ちょっとわかりづらい写真ですがうっすら線傷が入っています 。
無垢材の良いところは触って木を感じるところですからメンテンナンスに使う材料は限られます。
定番はオイル、蜜蝋、特殊なところでソープフィニッシュとかもありますけど
今回、キズ消しが目的なのでオイルが良いと思います。
削るツールはサンドペーパーですがオイルを潤滑油として削ると優しく削れるという点も良いです。
しかも、削れた木粉が導管(木目の小さな穴)をちょっと埋めてくれたりして良いんです。
必要なものまとめ
メンテナンスオイル、サンドペーパー、当て木、ウエス、手袋とか?
作業写真なくてスミマセン
まずはオイルをウエスに湿らせて塗ります(結構たっぷりで大丈夫)
平面であれば当て木にサンドペーパーを巻いて均等をイメージして磨いていきます。
必ず木目に沿ってくださいね。直交にすると目立つ傷が入ります。
サンドペーパーの番手は400番くらい(キズ消しが目的でなければ800番とかで良いと思います)
うっすらでなくてくぼみが見えるほどのキズはこれでは消えませんのでオイル無しで150番とかガッツリ掛ける必要があります。
ちなみに豆知識としてサンドペーパーの使う順序は使った番手の×2を目安にすると前使ったペーパのキズが消えやすいです。(市販のでは#150→#240→#400→#800とか)
最後にポイント拭き取り方ですが傷取りサンドペーパーが終わったらオイルをウエスですべて拭き取ってください。
1時間したらもう一度チェック。オイルが吹き出している場合があります。これもしっかり拭き取ります。
木は一度吸い込んだら、今度は吐き出そうとします。それを回収したら乾燥です。(1〜2日)触ってサラッとしてきたら完了
ちょっと艶が出ていい感じ
傷の入ったスツールも新品同様