お訪ねしてびっくり。4800×1000ミリ 一枚物のとても素晴らしいテーブル。
ちょっと染みが気になるようになって綺麗にできるかな?ってご依頼で
無垢材は一皮むけば新品層が現れてきますから、もちろん可能ですよ!
ご依頼はもう一点。裂け箇所があって、味といえば味ですが、実用重視で引っかかりもあって嫌だから埋めて欲しいとのこと。いわゆるいつもの補修です。
あ、もう1点。なんか焦げちゃった場所が 笑
表面の劣化層をサンダー掛けて除去します
垢すりみたいなものですよ。こんな色違いが出ます。(左が垢すり後)
表面の染みも
染み浸透度によりますが、きれいになくなります。
裂けの場所はいろいろ下処理をした上で、パテ調色して埋めます。なるべく近い色になったほうが後が楽なんですよね。
色調整。この後、ちょっと想定外のことが。。。
全体サンダーが終わり、いよいよメンテンナンスオイルを塗ります。
今回はご希望もありオイルフィニッシュでとのことで、この銘木であれば僕もそうすべきだと思います。
チョイスしたオイルは天然素材の亜麻仁油ベースの物。この素材にあった良いものを是非使いたい。
まさか、この場でウレタン吹付けとか絶対したくない!笑
えっと、トラブルなんですけどね、先程の裂けを埋めて色調整をした場所。オイル上塗りしたら反射で色が全く合わないでやんの。まあちょっと予想はしていたんですけどね。
とりあえず乾燥待ち(12時間後)で色調整その2を実行。
オイル2度塗り。この後24時間乾燥。
3日目。仕上がり確認。しっとり〜
完成。素晴らしい!
僕もこんなに表情が変わるとは思っていませんでした。
お客様も色塗ったかと思ったって!
汚れを都度拭き取って貰えれば、2年はノーメンテ。また2年後にメンテさせてくださいね。