営農セミナーという物がありまして、農業委員会活動で勉強してきました。
農業委員とはいえ、農家のこと全くわかりません。良い農作物を作るための努力はそりゃしているんだろうけど、その他の活動は?。。。聞いたこともありません。
その他の今まで知らない努力(余地)を知ることで疑問も生まれ、また新たなリスペクトも生まれ、接点も生まれるであろうことを期待して見るのです。
”営農” ですから字の通り農家の経営に関する勉強会だろうと、さて
JGAP何でしょう?
もう農家さん以外知らないと思うんですよね。
こんな記事が 選手村での食材提供だけじゃない! GAP取得の重要性
どうやら、2020東京オリンピックの選手村ではJGAP認証の食材でないと提供しちゃダメだとか。それは聞いたことがあるかも。
認証といえば ISOとかイメージすればわかりやすい?
いろんな基準があってパスしたら、取り組み(経営)意識も高い。生産物はクリーンだしもちろん品質良いよね。ってことですね。そしてそれはブランドにもなって高価格帯で取引もされるだろうし。
本日の先生
北海道有機認証センター 澤井 潤子さま
そのGAPの指導員・審査員ということです。
この日のたった90分で基準をすべて説明するわけもなく、JGAP認定はなんのために行うか?をまず問います。
①食の安全・安心の確保のため
②次の世代への「良き習慣」の手渡しのため
③農場の体制(信頼されるビジネス)の確立
④産地のブランド力の強化・復活
どれ?。。。全てですよね。しかし農家さんの現状により目指したいものはそれぞれでしょう。
認証ものですから、なんとなくそれぞれが頑張っていた事を一度リスト化して、見落としていたことは新たに取り組めば良いのです。
その中でも、まずはここを肝に銘じてください的、キーワードは
農場の自己管理能力
農産物にとっての安全を確保する。例えば農薬管理。交差汚染防止(収穫した農産物と農薬や油などが決して触れないようにする)を徹底するだったり、働くひとの安全管理だったり、設備のメンテナンスだったり、チェックして見逃すことが無いよう自分に厳しくするということ。
もっと簡単に言うと
消費者(バイヤー)が農場を訪れた時に ”ぜひここの農産物を買いたい!”と思わせられますかって事ですね。
整理できていないとか、どこの業界でもダメですよね
整理できていたとしても油(燃料)とか農薬(ときに劇薬)とかが近くにあってはダメ
収穫物(これはイチゴだそうで)の下敷きの新聞紙。どの程度で交換していますか? とか
消費者にとっては当たり前にしてほしいことが、リストアップしてあるに過ぎません。
が、確実に行うことはなかなか困難でもありますね。
認定者の現状
日本GAP協会 というところがありそこから引用
右肩上がりです。認定に価値がある証拠?
認定5000農場ってそのくらいの比率なのでしょうか?という疑問
農林水産省のHPによると、H30年の専業農家としては18か〜25万農場と考えてよいのかな?
ですから2〜3%の価値
都道府県抜粋。北海道ではJGAP117ふむ。
さて本日中札内村での開催なわけで、自然と中札内村の認定はどうなのよ? と気になるわけですが、ちょっと検索すると出てきましたよ!
おお!知ってる人々!頑張ってますね!
他にもここに載ってない方で取得している方もいるのでしょう。
せっかくの機会に ”頑張りが可視化されると良いなあ!” と僕は思うのです。
ちなみに販売している農産物にJGAP表示は任意だそうで、目にすることがあったりなかったり。ASIAGAPは表示不可なんだそうですよ。
という事で、ほんの90分間の聞きかじり知識を備忘録でアウトプットしました。
JGAP認定者の皆様、何処かでお話をお聞かせいただけるとうれしいです。