中札内村は十勝の南側、道の駅が評判良くて南十勝の方では人気のあるエリアです。
北側に目を向けると士幌ですね。
こちらも道の駅を1年ほど前にリニューアルしやはり人気スポットとなっています。
また、士幌町といえばふるさと納税にいち早く取り組んだことでも知られていますね。
十勝はいろんな市町村それぞれ良いところはありますが、士幌町、中札内村は総合的な部分としてちょっと頭抜け出しているというのが僕の評価。
そんな士幌町へ視察へ行ってきました。農業委員会関連です。
視察目的はバイオマスプラント
簡単にいいますと酪農牛のうんちから出るガスで発電、残りのカス(液)も堆肥として畑に撒けるようなしくみを作ったという所を学びに行きました。
プラントの規模はいろんなパターンがあり、酪農家1戸ですべて事業管理をしているところもあれば、最新の計画では小規模の酪農家5戸が共同でやるプラントもあるとか。
なぜ、このバイオマス頑張っているかと言うと、酪農の全自動化(給餌、乳搾りは先行して自動化されていっているんですが最後のうんち処理の自動化をするにはこれを取り入れるしかない)のため
基本技術、設備は外国からのものでそれを帯広の業者さんが改良を重ね現在トラブルなく運用できるレベルにしているとのこと。
発電機2機。1日の発電売価はたしか30万とか出るそうで絶対止めないとのこと(バックアップか?)
プラント自体も感心しましたが、士幌町のこの事業ですごいと思ったのは実は ”人”
日々管理している酪農家もそうですし、改良を重ね成功させたメーカーさんもそうですが
JA士幌の担当部長がスゴイ!
↓この方
ご説明内容も理論的で、専門用語は僕は全くわかりませんが用語がわからなくても意味の通じる言い回し。
JA内部、酪農家、地域、農水省、メーカーすべての方の利益不利益を考え、調整して成功させた。
この人有能、スカウトしたい!って思いました 笑
あともう一つ、声が良かったな。人の印象はそういうの大事ですよね。
会場:農協士幌会館(だったけ?)立派な施設
立派な展示施設
観光客呼べるレベル。士幌町やっぱりすごかったと思った日。