簡単な対処のほうが消える傷もあります

ここで言う簡単とは、どこかの工程を省き(欠点をあえて作り)それ前提で目立たなくするというやり方を考えようということ。それでいて工賃は安い。

完璧な作業をしたほうがもちろん完璧な品質になるのですが、難しい(途中欠点が消えにくい)ということもあるという事例です。

写真の通り長ーい線傷。大体1メートル。

アップにするとこんな感じ。

ここで注目は傷が白いという点。

傷が白い場合、高確率でトップのクリア層が破壊されて濁って見えているだけです。

どんな傷でも下処理(バリだったりゴミだったり)をするのですが、今回はこの破壊されたクリアー層を除去するというイメージでヤスっていきます。

除去後クリーニングするとこんな感じで出ました。予想通りちょっと使えそうという感想。

だいぶ色戻った感でしょ

それでもヤスって荒れているところはどうしてもまだまだ白い。

ので、こんなペン式のやつで着色します。(テレビショッピングとかで売ってそうなやつ)

するとね、消えます(唐突!)

まあ、実際はもうちょっとこちょこちょ作業しているのですが、それでも本当に消えました。(こちら側からはね)

逆側(光の反射が見える)だとやっぱりくぼみっぽく見えます。

埋めてないんですから、そりゃそうですよ。

で、これを埋めて(違う色がついちゃって)の工程が加わると、+2時間ほどの作業になりますし、色が濁ったりしますし、色だけのことを考えるとさっきのほうがきれいじゃね?

と、ふと思ったのです。

お客様がお望みなら、どちらの方式でも対応します。

品質重視、予算重視、中間方式、ご相談ください。

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