補修ミスで手直しの話

手直し対応の話もしておきたいと思っていました。

基本的には完了確認してOK頂いたら、以後のクレームはナシのお約束です。

しかし、耐久性が著しく悪かった場合など(僕の想定していない場合ですね)は手直しをさせていただいています。

どちらかと言うとむしろクレームは歓迎です。(常識的な範囲)

何故かと言うと施工ミスという欠点はどんどんなくなっていった方が長期的には良いからです。

 

施工上、補修屋さんの一番怖いのは密着不良です。

1つ目はパテなど充填剤の密着不良

2つ目は塗料の密着不良

どちらも足付けしっかりするとか、脱脂するとか、プライマーをちゃんと入れるとかサボらず素材の相性を考えてやっとけば問題ないです。

 

そんな中今回の事例は某スーパーのPタイル補修での出来事

こちらはすでに箇所で言うと10ヶ所ほどやっている実績があり回数で言うと今回3回目のご依頼でした。

だからといって油断していたわけでなく、手順通りしたつもりでしたが剥がれたよとのお話でもちろん直させてくださいとお約束させて頂きました。

剥がすと綺麗に取れまして、まるでPタイルの破片が取れたかのよう

補修にはいろんなアプローチがあるのです。

もちろん1から同じように丁寧にやるのも手なのですが、同じミスはいやだなあとか考えながら剥がれ部分の周囲を触ってみると隣接部が剥がれかけていました。

せっかくなのでここは通常に接着サービスするなあ。その接着が良好ならこの剥がれパーツも接着しちゃって良いんじゃない?

そんな結論で今回の方針が固まりました。

という訳で、接着、出っ張り削除、凹みパテ盛りをしてこの感じ(点々の部分もポコポコ剥がれ音がしていたので穴を開けて接着剤注入済み)

硬化待ち時間で調色

クリア入れたらちょっと濃く見えてます

さて、ここで今ブログ書きながら前回の写真を引っ張って来てみると、ガムテープと下ゴムっぽい物体が見えますね

これは剥がしてパテ盛りしたのですが、脱脂が足りなかったというか、まあこの辺が原因だったんでしょうね

そんな訳で、僕はクレームウェルカム派です。しっかりお話させていただければ嬉しいです。

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